ワイズリマインダー

既存の動画を指定したファイルサイズに変換する方法|FFmpegで容量をコントロールする

動画サイズをコントロールしたい場面とは

動画を扱っていると、「画質はある程度維持したまま、ファイルサイズだけ小さくしたい」という場面がよくあります。

・メール添付で送りたい
・アップロード制限に合わせたい
・ストレージ容量を節約したい

こうしたときに役立つのがFFmpegです。

ファイルサイズは何で決まるのか

動画の容量は主に以下で決まります。

・ビットレート(最重要)
・解像度
・フレームレート
・圧縮方式(コーデック)

特にビットレートを調整することで、狙ったサイズに近づけることができます。

指定サイズに近づける基本的な考え方

ファイルサイズは概ね以下の式で決まります。

・サイズ ≒ ビットレート × 再生時間

つまり、逆算すれば「必要なビットレート」がわかります。

例えば:

・100MBにしたい
・動画が10分

この場合はビットレートを調整する必要があります。

FFmpegでの基本コマンド(2pass圧縮)

精度を高くする場合は2passエンコードを使います。

ffmpeg -y -i input.mp4 -b:v 1000k -pass 1 -an -f mp4 /dev/null
ffmpeg -i input.mp4 -b:v 1000k -pass 2 -c:v libx264 -c:a aac output.mp4

ポイント解説

・-b:v → ビットレート指定
・pass 1 → 解析用
・pass 2 → 本エンコード

この方法で目標サイズにかなり近づけることができます。

音声も含めて調整する場合

音声も容量に影響します。

-c:a aac -b:a 128k

・音声ビットレートを抑える
・ステレオ→モノラルにするとさらに削減可能

簡易的にサイズを小さくする方法

厳密な指定が不要ならこちらでもOKです。

ffmpeg -i input.mp4 -vcodec libx264 -crf 23 output.mp4

・CRF値を上げるほど軽くなる
・画質と容量のバランス調整が可能

CRFの目安

・18:高画質
・23:標準
・28以上:軽量重視

用途に応じて調整します。

よくある失敗ポイント

・ビットレートを下げすぎてブロックノイズ発生
・音声を削りすぎて聞き取りづらい
・解像度を維持しすぎて容量が減らない

バランス調整が重要です。

まとめ

FFmpegを使えば、既存動画のファイルサイズはかなり自由にコントロールできます。

ポイントは以下です。

・ビットレートでサイズ調整
・2passで精度を上げる
・CRFで簡易圧縮も可能

「画質」と「容量」はトレードオフなので、用途に合わせた最適化が重要です。

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